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《宮代理事のQ&Aコーナー #5》休校/部活休止で家でだらだらしている息子。せめて規則正しい生活をしてほしい。どうしたらいい?

本日のご質問です↓

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中学2年生の息子のことで悩み中です。新型コロナウイルスで休校になってしまい、家で悶々としています。勉強どころか、大好きだったはずのサッカーすら練習しようともしません。そもそも規則正しい生活すらできない。どうしたら良いのでしょうか?

<中学生の息子さんがいらっしゃるお母さまから>

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【宮代理事より】

コロナウイルスへの対応で最も難しいのは、終息の方法、時期が見えて来ないことだと思います。大人もどうして良いか分からず、手探りで日々の過ごし方を探っている状態です。

休校という措置も苦渋の選択だったはずで、子ども達には何の罪もなかった。小学生、中高生を持つご家族の皆さんの間で、今回頂いた悩みは切実に広まっています。

勉強しない、体力づくりをすれば良いのに、そもそも家でダラダラしている、この三点セットが多い様です。

この中で一番難しいのは、実は「規則正しい生活をする」ことだと思います。大人から見ると、せめて朝はちゃんと起きて、決まった時間に食事をするべき、それが当たり前と感じるかもしれません。

でも、大人だって仕事がお休みだったり、特にやらなければいけないことがなかったら、少しゆっくり寝ていたいと思いませんか?今、学校に行かせてもらえない、行かなくて良い子ども達の心理状態を読み解くことが大切だと思います。

子どもが所属しているサッカーチームの試合に応援に行ったとき、もし、監督やコーチが劣勢の試合中にベンチでイライラして、選手たちにぶつぶつ小言を言い、ミスをみつけては大声で怒鳴っていたら、皆さんはどんな風に感じるでしょうか?

指導者として最も重要なことは、どんな手段を使ってでも選手たちのやる気を引き出すことです。

「うちのチームの良さが出ていないね。何が得意なチームなのか思い出してみよう。」

「守備と攻撃がかみ合っていない様に見えるぞ。まず、自分ができるプレーを考えて、最低これだけはやろうという目標を作ろう。」

もちろん、場面によって選ぶ言葉は変化していく訳ですが、選手たちに粘り強く言葉をかけ、引っ張って行く、あるいは支えて行くのが指導者の役目だと考えています。

今、我々はコロナウイルスと戦っています。チーム戦だと思います。家族もチームと考えてみませんか。子ども達とご家族の皆様でどんなチームを作るか考えてみることは、有効なやり方だと思います。

その時、保護者の皆様は年齢のこと、社会的責任のことなど考慮すると、家族チームの指導者的な立場だと思います。子ども達のやる気を引き出す言葉を探してみてください。良い言葉がみつかったら、その言葉に選手(子ども達)が反応したら、そのお話を聞かせて頂きたいです。

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