LDA主催 第2回コーチアカデミー
2015年5月26日に第2回コーチアカデミーが開催されました。今回のデーマは「コーチング哲学」です。まずこのコーチング哲学とは一体なんなのか?そして、普段指導現場でスポーツを通して選手たちに伝えていきたいことをディスカッションしました。
横浜ラグビースクール井ノ口監督からは「選手自ら考え、自分の言葉にして仲間に伝え、自ら行動する」ことを指導哲学とされていることをお話いただきました。
きっかけは、3~4年前チームのスキルは揃っているのに全国で勝てない状態が続き、なぜ勝てないんだろうに悩んで、行き着いた先は「選手達はなぜラグビーをやっているんだろう?」というところだったそうです。そして、布施さんと話をしているうちに、「ラグビーを含むスポーツは、人間として成長するための最適なツールである」という考えに至り、ではコーチは選手をどう導けばいいのか?を突き詰め「選手自ら考え、自分の言葉にして仲間に伝え、自ら行動する」ということを指導の根幹に置くことをチームに浸透させていったそうです。
その他にも参加者全員で、コーチング哲学を考えるケーススタディーとして
●選手が勉強とスポーツの選択を迫られたとき、何を伝えるか? ●大切な試合に出る選手はどのような基準で選抜するか? ●試合に出られない選手にどのような対応をしているか? ●ゾンビのようなチームにどうやったらなれるのか?
などさまざまなテーマについて話し合いました。